「私は現在五十歳に近い年をとった子供であるが、私自身はこれまでずっと一介の学究の徒である。
(中略)これまでの過去十一年間は国家に仕えたことがあり、現在では私の子供の教育の一部を受け持ち、さらにボヘミアの所有地とハンガリーの所有地を自ら管理している。しかしながら、私はいつも勉強してきたし、私の命のある限り勉強を続けるつもりでいる。
誰にも指図されないで、しかもこの世の富、すなわち、かなり全てのものに恵まれており、極言すれば有り余る程のものに恵まれていて、ただ真実に仕える為に著作に従事するだけの贅沢を許されている。
(中略)私は自らを、偏見無しに、かつ無条件に真実を求めている人々の従僕であると思っている」
【ハインリッヒ・クーデンホーフ著「ローマ離脱運動の特質」の序文より】 |